2008年12月31日水曜日

いよいよ今年も終わりですね。当室長日記・風蘭研究室におつき合いしていただきまして、有り難うございました。来年も宜しくお願いします。

                 仮名「凌雲(りょううん)」裏側の新芽のアップ


仮名「凌雲(りょううん)」裏側の新芽に注目


仮名「凌雲(りょううん)」徳島県三加茂産


20.12.31(晴れ)
 昨日は、県外の愛好者から嬉しい電話をいただき、今朝も蘭舎の風蘭達からもよけいに強いパワーの癒しをいただきました。人間は、人から頼られたり、期待されると、「よーし、やるぞ!と」頑張れそうになれるものですね。
 いよいよ、今日で、今年も終わりですね。今年の8月20日に当ホームページを開設今年中に7300人を越えそうです。9月2日からブログで室長日記をつけ始めて、今日までに118回目なります。ホームページも日記も初めての年越しです。
そこで、今日は、今までに何回か登場しました徳島県三加茂産の「凌雲」ですが、新子が赤芽で生長しているので、再度紹介して、来年につなぎたいと思っています。
「凌雲」はルビー根でピンク花、そのうえ、虎・縞が冴えており、虎と縞も白や黄色と多芸品の品種ですので四季を楽しめる品種です。
 したがって、この「凌雲」を、来年は春から秋までを四季の変化を紹介出来たらと考えています。 
 今年は、当室長日記・風蘭研究室ご愛顧をいただきまして、有り難うございました。来年も頑張りますので、宜しくお願いします。

2008年12月30日火曜日

今年も、後1日となりました。今日は、来室者はございませんでしたが、非常に嬉しいことがありました。

   仮名「錦山(にしきやま)」黄縞(高知県産)

20.12.30(晴れ)
 今日は、嬉しい電話がありました。私が今年8月20日に我が研究室のホームページを開設してから、毎日ホームページを見ている愛好家から電話があり、室長日記について、「自分は、風蘭を好きで、毎日覗いています。無名の風蘭に興味があり、その写真が掲載されるので、楽しみに見ています。ですから、来年も出来るかぎり、無名の多くの風蘭を紹介して欲しい。特に、産地を知りたいです。」このような電話内容でしてた。
 このように、ホームページを楽しみしていただいており、そのうえ、室長日記の風蘭の写真を楽しみにしてくれている方が居ることを知り、とても嬉しいです。今まで、コメントが少なく、寂しく思っていただけに、来年も頑張りたいと思います。
今日の電話での要望によって、今日も高知県産として交換会で入手しております仮名「錦山(にしきやま)」を掲載します。この縞は全葉に細かい縞が鮮明に入っており紺と黄色の縞がはっきりしています。

2008年12月29日月曜日

今月も、前月に引き続いて4回も来室をしていただいた熱烈な愛好家が今日も来室してくださいました。

              仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」の白縞の子が大覆輪

    仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」の白縞


20.12.29(曇り)
 今日、来室していただいた愛好家は最近、毎月遠い四万十市から4回ほど来室していただいてます。今月も今日で4回目になります。最初は豆葉と赤花に興味がありましたが、最近はそれに加えて、虎にも興味が出ております。
 何時も、富貴蘭の本を2冊もっており、とても、熱心であります。私も最初の頃の自分を懐かしく思い出しております。
 今年も後、二日となりました。今からは風蘭も葉が寒に耐えるため皺をつかんで、鑑賞しづらくなってきます。したがって、研究室も寂しくなると思います。でも、風蘭の鑑賞出来なくても、私との蘭談議の目的の方も多くいますので、研究室は年中開放しています。
今日は、来月の自慢の一鉢の品種について、選んでみました。仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」で、九州高千穂産の品種です。
今月8日の日記で「以前、嫁入りをさせていた九州(高千穂産)黄縞・仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」が白縞になり、立派になって里帰りです。大覆輪や上柄の子供まで連れて来てくれました。」と紹介した 品種です。

2008年12月28日日曜日

今朝は、軽く水やりをした。午後から、2名(初めて)と1名(常連)の来室あり、

仮名「安芸錦(あきにしき)」

20.12.28(晴れ)
 今朝は、早くから蘭舎で風蘭からの癒しをいただきながら、風蘭を眺める時間をつくれました。午前10時頃、風蘭に軽く水やりを行いました。
 午後からは我が研究室のホームページを見ていただいている愛好者2名が来室していただきました。二人とも今年から風蘭の収集を始めたそうです。それにしては、なかなか、良く勉強しています。
 次に来室していただいた愛好者は、良く来室していただける方で、今日も、高知県産の風蘭についての風蘭談議に花を咲かすことができました。
 今日は、高知県安芸市産の黄縞で、仮名を「安芸錦(あきにしき)」つけており、細葉で木姿はあまり良くないが、縞が良く冴えてきましたので、葉巾が出来てきたら良さが出来ると思います。

2008年12月27日土曜日

今年も後わずかになりました。私も室長日記を公開してから頑張っています。

          平田の紺縞

20.12.27(晴れ)
 今年も後わずかになりました。私も室長日記を公開してから今日で114日目の公開になります。写真を掲載すると多くの方々が見ていただけているように思えます。しかし、このブログはコメントの反響が少ないので、反省をしています。
 でも、私のとっては、風蘭・富貴蘭は私の人生で、家族の次に大切はパートナーであります。したがって、蘭舎は癒しの泉に満ちておりますので、心と体が癒されます。
 私は、長年、風蘭・富貴蘭を研究しながら収集してきました。これからは、その研究成果を風蘭を愛する人たちと共有したいと考えて、風蘭研究室を立ち上げました。
 でも、現在、現職の司法書士業務も頑張っていることもあり、なかなか、充実ができないです。しかし、来年はより充実をさせて、風蘭の和を広げていきたいと考えています(皆様からの情報をお待ちしております。)。
今日は、平田の紺縞で、平成16年に島根県平田市小伊津町産で入手してから大切にしている品種です。

2008年12月26日金曜日

今日は官公庁の御用納めです。私も公務員の時のように今日仕事納めをしたいですが、そうもいきません。

                 高知産仮名「大平閣(たいへいかく)」

      葉山産「豆葉無名」

20.12.26(晴れ時々曇り)
 今朝も、寒かったです。風蘭に散水はもうしばらく我慢して、この日曜日の10時頃に軽く散水をしたいと考えています。
 この、日記も定着した愛読者が増えてきているように感じていますが、内容が面白くないとの声が聞こえてきます。もう少し、余裕が出来ましたら、色々の話題に触れたいと考えています。自慢したい品種が多くあり、その紹介をしたいのですが、それもままならない状態です。
 今日も、高知産の豆葉を紹介します。高知県の風蘭は葉が細くて長いものが多いのが特徴であります。しかし、厚葉で豆葉も昔から秘蔵にして栽培していた人達も居て、最近、豆葉もやっと、出てきております。先日からその品種の中で一部を紹介しております。
 

2008年12月25日木曜日

司法書士業務も今日明日になり、風蘭を眺める余裕もなく過ぎました。

             葉山産の豆葉 

       
       





葉山産の豆葉

20.12.25(曇り)
 今日は県外から富貴蘭(黒牡丹・金牡丹)を持参してくれました。久し振りに良い木を見せていただきましたし、風蘭談議で、心も体も癒してくれました。
 今日も、昨日に引き続き、高知の豆葉を紹介します。

2008年12月24日水曜日

今日は、クリスマスイブと忘年会です。早めに日記を入力しています。

                          
                       加茂長竹産の豆葉(無名)                      

  葉山産の豆葉(無名・腰斑)虎斑が出始めました。

20.12.24(曇り)
 今日は、クリスマスイブです。午前中は、挨拶回りで出かけていたので、午後、風蘭の愛好家が2名来室していただき、1時間ぐらい鑑賞していただきました。
 昨日、奄美風蘭の豆葉を紹介しましたが、本日は、高知にも素晴らしい豆葉もありますので、その一部を紹介します。今日は2品で、どちらも高知県産です。

2008年12月23日火曜日

本日も当研究室に来室者3名ありました。






20.12.23(晴れ)
 今日は、天皇誕生日で祭日でしたが、午前中は仕事で打ち合わせに出かけていました。午後か風蘭愛好者が3名も来室していただき、一人は久し振りで、一人は初めての方で、一人は今月も四万十市から4度目の来室でした。3人とも熱心な風蘭愛好家であり、どなたもゆっくりと鑑賞していただけました。
 今日は、紹介する風蘭は奄美産の無名の豆葉で気に入っている品種を3品です。同一品種ではないですが、どれも、豪華で、インパクトがあります。

2008年12月22日月曜日

今朝は今年最後の不燃物回収日で、風蘭の棚の整理は出来ませんでした。しかし、風蘭の愛好家が2名来室。

                  羅紗葉に縞の気配のする品種

20.12.22(曇り)
 今朝は、早くから不燃物を妻とで出して、正月を少しでも綺麗にして迎えれたらと頑張りました。風蘭が寂しそうにしていたので、合間を見て、蘭舎にも上がり風蘭から鋭気をいただきました。
 午後、今日も風蘭の愛好家2人がお出でてくれました。花物が気にいって何時も花物ばかりに興味のある方々で、花の咲いていない時期なのに、熱心に見てくれました。でも、今月の土佐竹蘭保存会の交換会で入手した山出しの羅紗葉に興味を示していました。
 そこで、今日は、この羅紗葉の品種を紹介します。

2008年12月21日日曜日

今朝は、朝4時から交換会で入手出来た品種の整理と観察。

              「讃岐獅子(さぬきじし)」の葉芸(縞や葉変わり)

20.12.21(曇り)
 今年の仕事も後1週間になり、司法書士の業務も押し迫ってまいりました。そこで、今朝は朝早くから交換会等で入手した品種の置き場所の選定や品種の観察を楽しみながら、風蘭から鋭気をいただいていました。
 昨日は、愛好者等の来室者が多くありました。しかし、本日は、来室者は1名でしたが、電話・メールでの問い合わせや照会などが多くありました。
 今日、紹介する品種は香川県三豊郡の祖谷谷の山中で採取した「讃岐獅子(さぬきじし)」の葉芸(縞や葉変わり)です。私もこの縞のはっきり入った木は初めて入手したもので、葉芸の進化と花の確認をしたいと思っています。

2008年12月20日土曜日

今日も富貴蘭と風蘭の愛好家が4名来室。電話照会が3人ありました。

              「大隅錦」の覆輪になりつつある品種

    「大隅錦」錦にふさわしい品種

20.12.20(晴れ)
 今後の予想の最低温度が明日明後日は8度前後であるが、23日・24日が零下1度と25ないし26日が1度~3度であるから、今朝10時頃軽く霧状の散水をいたしました。
 富貴蘭と風蘭の愛好家が午前中1名で、午後3名来室(1名は昨日来室していただいた大阪趣味の富貴蘭会の会員)、久し振りに研究室も賑わいました。
 それぞれが、好みが異なり、3名は打ち合わせなく時間帯が一緒になりましたが、それぞれ、観察する品種が競合しませんでした。
 今日は、先週の交換会で購入した品種の内で、「大隅錦」を2鉢を見ますと小さい方の鉢は覆輪になっており、どちらも小型になっており、今後楽しみな品種です。
 

2008年12月19日金曜日

本日は、大阪から来室者があり、風蘭・富貴蘭の最近の情報の交換が出来ました。

              気に入ってくれた「凌雲(りょううん)」

左は気にいってくれた「土佐空海」で、右がニセ「土佐空海」で実は九州産「青葉城」

20.12.19(晴れ)
今朝も、朝早くから風蘭と富貴蘭に癒しをいただきながら、棚の見回りと整理をして、司法書士業務を頑張りました。
 午後からは、大阪趣味の富貴蘭会の会員が遠いところからお出でくださいました。自然と野生ラン誌の当野村風蘭研究室のコマーシャルを読んで来てくれたそうです。
 最近の富貴蘭・風蘭の人気の傾向や愛好家の状況などの情報をお聞きしたり、富貴蘭会の動向など、とても、参考になりました。
 高知県産や徳島産に関心を持たれていましたので、高知県産や徳島産の品種について説明をしたところ、特に、土佐空海と凌雲に興味を示していただきました。
 そこで、土佐空海の説明とニセ「土佐空海」(実は九州産「青葉城」)も実物を比べながら説明もしたところ、紺縞の違いと葉姿の違いを明らかだと認めてくれました。
 土佐空海と凌雲に惚れ込んでいただいたようで、また、来室していただけるとのことでございました。
 

2008年12月18日木曜日

今日も、年末の忙しさを風蘭が心と体を癒ししていただけました。


20.12.18(晴れ)
 今朝も、仕事の前に蘭舎で風蘭と富貴蘭を眺めていると、風蘭のささやきによって、心身共に元気が出ました。やはり、私にとっては、風蘭は人生の友達であります。したがって、風蘭のささやきによって、来年の夢をいただけると、私は、生き甲斐を感じることが出来ます。
今日の気になる風蘭は、九州宮崎産の黄縞です。手前の幽霊の子についてそのまま外さずに置いておけばよい。いや、外して良いと、意見が分かれるところです。3,4年後になればその答えは出ます。
 しかし、他の木は、良い柄でして、今後が楽しみです。

 

2008年12月17日水曜日

今朝も早くから、交換会で入手した風蘭・富貴蘭の品種を観察と整理。本日も当研究室に来室者2名あり。

      仮名「天照殿(てんしょうでん)」熊本産の白縞

20.12.17(晴れ)
 今朝も早くから、交換会で入手した品種の観察と整理をしていますが、100鉢もの品種になりますと大変です。やはり、自分の好きな品種の観察が一番先になります。そこで、この品種の置く場所を考えて整理して置いてます。置き場所によって、その木の特徴を引き出せるかどうかであります。
 午前中、県外から1名、市内から1名が当研究室に来室していただきました。2人とも風蘭・富貴蘭の熱烈な愛好家でして、最近は特に最近の熱の入れようには、自分も含めて感心しております。3人で色々と風蘭・富貴蘭の情報交換出来て大変幸せでありました。
 今日、紹介する品種は先日交換会で入手した品種です。以前から欲しかった品種の一つで仮名「天照殿(てんしょうでん)」で、熊本産の白縞です。今から、柄が冴えてきている木でして、本来のこの木の白縞の風格が出そうで、今後が楽しみです。

2008年12月16日火曜日

富貴蘭・風蘭の棚の整理を朝早くから行いました。今日は、風蘭の愛好者が2名も午後来室してくださいました。

仮名「吉良川錦(きらがわにしき)」高知県室戸市吉良川産の縞


20.12.16(曇り・雨)
 朝早くから、一昨日の交換会で入手した風蘭の整理をしながら、観察をしてましたが、8時半から司法書士業務に専念して、午後からは、四万十市からの愛好家が来室して長い時間風蘭の熱心に観察をしていました。高知市内の風蘭の愛好家も来室して、共に情報交換をしながら、風蘭の話に花を咲かしました。
 今日来室していただいた愛好家は前週も同時に時間を申し合わせたようにお出でてくれました。
 今日紹介する風蘭は高知県室戸市吉良川産の縞で、「吉良川錦(きらがわにしき)」と仮名が付けられている品種で、以前からこの品種は好きで栽培しておりましたが、この鉢は綺麗な黄縞で、親も覆輪に進んでおり、子供は覆輪になっています。今後が楽しみな木です。

2008年12月15日月曜日

今日は、昨日の土佐竹蘭保存会の交換会で入手した品種を整理してみました。


20.12.15(晴れ)
 今朝から、忙しい仕事の合間をみて、昨日交換会で購入した鉢の確認と整理をしてみました。今年の最後の交換会だけあって、鉢数でいけば、一番多くの鉢数を購入しました。
 山出し(縞・虎・豆葉・羅紗葉・花)や実生(縞・虎・変化花・豆葉)、富貴蘭(縞・覆輪・虎・花)などで、その中に、以前から栽培してみたかった品種(本芸品やもっと欲しかったりなど)もあり、来年からの栽培に夢がまた増えました。
 でも、困ったことが出来ました。栽培面積を増やす必要が出来たことです。

2008年12月14日日曜日

今日は、午後1時からの土佐竹蘭保存会の今年最後の交換会が開催されました。

20.12.14(晴れ後曇り)
 今日は、午後1時からの土佐竹蘭保存会の今年最後の交換会が開催されました。出品者が14名で県外から、九州や愛媛や香川、徳島などからも参加され、出品数も今年中で一番多くて、風蘭・セッコク・山野草・盆栽などが出品され、やはり、風蘭が一番多くございました。参加者も愛媛・香川・徳島を含め38名も参加していただき、会場一杯で、盛会に終わりました。
 私も、出品を少しいたしましたが、やはり、また、沢山の風蘭を99鉢も購入していまいました。

2008年12月13日土曜日

今日は、土佐竹蘭保存会の土曜塾に参加。明日の交換会の打ち合わせ。

おーい!野村風蘭研究室へ来たらー、まっこと、近いきー、わしに会いに来とーせや!桂浜の坂本龍馬ぜよ!

20.12.13(曇り)
 今日は、朝、当研究室のホームページ用の写真の撮影に近くの桂浜に出かけて、龍馬像の撮影をしたが、天気が悪くて、映像のできが悪かったので、天気の良いときに再度撮影に行くことにしました。
 龍馬像のある桂浜は当研究室の近くにある高知を代表する観光地でして、パンフッレットやテレビ放送で全国に知られています。来年の野村風蘭研究室のホームページ用の写真として企画をしています。
 夕方からは、土佐竹蘭保存会の土曜塾に参加、明日の午後開催される土佐竹蘭保存会の今年最後の交換会の打ち合わせや情報交換を塾長である坂本会長と奥さんの手料理で、一杯やりながら盛り上がりました。

2008年12月12日金曜日

今日も、富貴蘭・風蘭愛好家が午前1名、午後1名の来室あり。


 この左と下の二つの品種は同じ大渡産の豆葉ですが同一でしょうか?






右と下の豆葉は同一の品種かどうか?


20.12.12(晴れ)
 12月にしては、暖かい1日でした。午前中は、県外からの愛好家の来室があり、土佐の風蘭の珍しい品種を見たいとのことでした。初めての来室でしたが、以前に土佐で入手した品種が良くなったので、今回も入手したいとのことでしたが、今回は2・3日滞在するので、ゆっくり明日か、明後日に見に来ることで、今日は帰られました。
 午後からは、高知市内の愛好家の来室があり、富貴蘭の葉芸や豆葉の品種に興味があり、最近再々来室していただき、熱心に風蘭の観察をしたり、情報交換をております。今日も、九州産や高知県産などの山出しの豆葉にも大変関心をもって観察をしておりました。

2008年12月11日木曜日

今日は、朝、凌雲(りょううん)の子に白縞と赤子が出た。当研究室に風蘭愛好家が1名来室されました。

               仮名「凌雲(りょううん)」の中央に濃い紫色の芽

         



仮名「凌雲(りょううん)」の親木の天葉の白縞


20.12.11(晴れ)
 今朝は、蘭舎を見回りしていると、私が可愛がっている徳島県の三加茂産で仮名「凌雲(りょううん)」の天葉に真っ白い縞が出ており、取り上げてみていると芽が濃い紫色(写真では影になっており見にくい)の子が出ておりました。この木は花も薄色のピンク花で、根の色はルビー色です。
 今日は、午後から風蘭の愛好家の一人が来室していただきました。熱心に風蘭の観賞をしてくれ、その上に最近の風蘭の情報交換をしたり、より良い芸の評価についても話し合いました。なかなか、芸の評価についても鑑賞力が豊富な方です。

2008年12月10日水曜日

今日も、師走の忙しさを風蘭が癒してくれました。

20.12.10(晴れ)
 朝早くから蘭舎のガラス戸を開けて、風蘭に見とれていると、風蘭が話しかけてくれました。「来年も互いに良い夢を見ましょう」と、元気づけてくれたので、今日の一日の仕事にも、精を出すことが出来ました。
 やはり、私にとっては、風蘭によって身も心も癒されております。

2008年12月9日火曜日

今朝は久し振りに暖かかったです。6日間ぐらいは暖かい日が続きそうです。

20.12.9(晴れ後曇り)
 今日は暖かい日でしたので、風蘭の冬支度の準備が出来ているか、ゆっくり観察をしてみました。下葉を落とした木や黄色に落ちようとしていたり、それぞれが冬支度をしております。なかでも、小さい木や根の少ない木などは、どのようにこの寒さを過ごそうかと迷っている木もありました。加温はできないので、なるだけ蘭舎でも、寒い風の当たらない場所に置いてから、何時も鑑賞して見守れるようにいたしました。
 

2008年12月8日月曜日

今朝も寒かったです。3度との予定でしたが、実際は1ないし2度でした。

                    仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」大覆輪


         




           

    仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」

     
20.12.8(晴れ後雨)
 10時ころ風蘭に軽く灌水をしました。
 今日は、以前、嫁入りをさせていた九州(高千穂産)黄縞・仮名「黄鶴楼(こうかくろう)」が白縞になり、立派になって里帰りです。大覆輪や上柄の子供まで連れて来てくれました。

2008年12月7日日曜日

寒波到来!今朝の我が野村風蘭研究室の蘭舎内1度、外棚-1度でした。

20.12.7(晴れ)
 今朝、いの町まで司法書士事務で出かけていたところ、北の山が雪化粧してました。途中の田畑には霜が降りてました。帰って、我が野村風蘭研究室の今朝の最低温度を確認すると蘭舎内で1度、外棚で-1度でした。、
 昨夜、蘭舎に取り込んだ小さい木や弱っている木は明日はまだ、3度とのことでしたので、そのままにしました。
 明後日から暖かくなる(9日火曜日9度、10日水曜日7度、11日~13日6度~5度)ですので、明日の朝、水を軽くやることにします。

2008年12月6日土曜日

明日は、零下2度とのこと、小さい木や弱っている木は蘭舎の中に取り込みました。

                孔雀丸の縞(子供の木)


20.12.6(曇り)
 朝から司法書士事務で出かけていたので、昼から仕事の合間をみて風蘭の棚の整理をしました。明日は、零下2度とのこと、小さい木や弱っている木は蘭舎の中に取り込みました。
月曜日3度で、火曜日が9度で水・木まで5度以下にはなりそうでありませんですので、月曜日の朝10時頃軽く水をやりたいと思っています。
 今夜は、土佐竹蘭保存会の土曜塾に参加するため日記を早く入力しています。忘年会とのことで飲み過ぎるとパソコンの前に座れないかも?ね。
 私の棚で、孔雀丸に縞が鮮明に入り始めた品種があり、1枚の葉に大きい縞が入ってきたので、そこからの子を楽しみにしています。その木の2枚の葉にもかすかに縞が入り始めました。来年が楽しみです。

2008年12月5日金曜日

昨夜から嵐のような雨と雷が冬の寒さをつれてきました。





20.12.5(雨後曇り)
 強い雨と風が蘭舎の中を少し意地悪をしていました。蘭舎の掃除や整理をいたしました。今夜から山間部では雪が降りそうな雲行きです。明日最低温度が0度で、明後日の朝ー2度との予想であります。いよいよ冬本番も近くなりました。しかし、奄美産の品種は今でも根が成長しているものが多いです。
 今日は、九州産(宮崎県)の黄縞を紹介します。宮崎産の山採りの品を入手してから、5年前で、最初は分かるか分からない程度の縞が1/2本入っていましたが、2年目ごろから縞が冴えるようになり、最近、木の姿も重量感が出来てきました。

2008年12月4日木曜日

今日は、風蘭・富貴蘭愛好者が午前中1名、午後2名来室あり。

20.12.4(晴れ)
 本日は、午前中は1名、午後2名の富貴蘭・風蘭の愛好者が来室してくださり、蘭談議に花が咲きました。どなたも、最近、急激に風蘭に魅せられた方々であり、熱心さに圧倒され、説明する私にも力が入りました。
 午後からの愛好家は、一人は先月4回もお出でていただいた方で、豆葉の山出し品種と赤花品種に興味があり、今日は徳島産と九州産と高知産を熱心に観察していました。また、もう一人の方は富貴蘭の芸の良い品種に興味があり、この方も熱心に観察していました。
 昨日、交換会で購入した鉢を棚に入れて観察しました。赤花「桃煌(とうこう)」や「紫宸殿(ししんでん)」や「湖東覆輪(ことうふくりん)」や「春及殿(しゅんきゅうでん)」や「建国殿(けんこくでん)」などが混ざっており、また、富貴蘭の無地や不明と山採りも多く含まれておりました。花ものは来春の花時期に確認をしなければなりません。楽しみです。

2008年12月3日水曜日

12月の西日本愛蘭クラブ交換会に参加

本日交換会で購入した風蘭・富貴蘭96鉢

20.12.3(晴れ)
 今年最後の西日本愛蘭クラブ交換会に参加しました。風蘭・富貴蘭・セッコク・盆栽・山野草等の出品があり、中でも風蘭・富貴蘭が一番多く出品されており、沢山の参加者のもとに、次々と競られていきました。
 私は、風蘭が目的でありましたので、風蘭は沢山(200鉢以上)の出品があったので、12鉢の籠ごとに競りがされましたので、籠の中に欲しい品が入っておれば、入手しました。結局、今回の8籠で96鉢購入しました。

2008年12月2日火曜日

次の寒さはこの7日土曜日2度、8日日曜日0度とのこと、風蘭の冬支度でーす。

20.12.2(晴れ)
 風蘭の冬支度もほぼ終わりました。当研究室では、西風と北風が風蘭には堪えますので、なるだけ西風や北風を防ぎ冬の間に耐え凌ぎやすい環境を作り、水やりを少なくして春を迎えることが大切です。当研究室の棚も西風を寒冷紗で防いでいます。
今日も富貴蘭・風蘭と戯れる時間が少なくて、終わりました。

2008年12月1日月曜日

いよいよ12月になりました。当風蘭研究室もご自慢品・販売品など更新・追加いたしました。

              「孤峰(こほう)仮名」


20.12.1(晴れ)
 今年も、後1月になり、師走ですね。野村風蘭研究室も今月のご自慢の品も更新し、販売品も追加をいたしました。
 明日から5日ぐらい麻の温度が5度以下にならないので、今朝9時から、風蘭に散水しました。そして、寒さ対策として風蘭の配置を考えて、風蘭の配置換えをしました。
 今月の自慢の鉢としてホームページに掲載した山口県産の「孤峰(こほう)仮名」 少し小型で、姫葉に湾曲葉も混ざり、白縞に少し墨も流して可愛い木姿です。