2018年6月2日土曜日

「おーい!室長!土佐空海について説明してよ!」

「おーい!室長!土佐空海について説明いしてよ!」「以前色々見せていただいてました。」
30.6.2(晴れ)
最低気温が17度、最高気温が26度でした。
 風蘭業務では、今日来室者2名。室長は、6月の交換会が近づいたのでその準備。記録写真を見て頂きながら、土佐空海の説明をいたしました
 司法書士業務では、相続による所有権移転登記依頼と法律相談等がありました。
 今日の富貴蘭の紹介は、高知県産の富貴蘭「土佐空海(とさくうかい)」を紹介します。
今日は、室長が仮名を付けて発信した「土佐空海(とさくうかい)」を色々と紹介してきましたが、今日は「土佐空海(前篇)として過去の記録写真を中心に説明します。
高知県吾川村産「土佐空海(とさくうかい)」です。
左側の葉は葉先が上に向いており(露受け)、右側の葉は葉先が下に下がって(力葉)います。

 裏から見ても同じです。
大きい株を見ても同じです。
土佐空海の偽物が沢山出回っています。私が「土佐空海」と仮名を付けて送り出した木は
必ず、この芸をしております。他にも特徴(違い)がありますが、それは、野村風蘭研究室のホームページ(http://www.fuuran.jp/)のトップページの左上の「風蘭の写真」とこのページの右上の検索欄に「土佐空海」と入力していただけたら詳しく掲載してありますので、興味のある方は是非、ご覧になってくださいませ。なお、ホームページには、他にも自慢の富貴蘭が沢山掲載しています。

以前の展示会での土佐空海の花です。

富貴蘭の紹介は九州紺縞と(右)土佐空海です。

まずは、(左)九州紺縞(碧羽城)と(右)土佐空海の比較です。

(左)九州紺縞(碧羽城)と(右)土佐空海のアップします。

 この九州紺縞(碧羽城)、次回のブログで詳しく二つの違いを土佐空海(続編)としてを紹介します。
 九州紺縞は、紺が薄く、普通の月型で少し立葉で、花弁は普通の花と変わらず花弁が狭い。
 右の 土佐空海は、葉型は強い露受葉と力葉を交え、天葉から紺が厚く、葉の表裏まで強く乗り、月型・ケロイドの入る葉も出る。花は弁先が丸く中央が広い、側萼片の中央が極端に広く全部の花弁が厚く羅紗地で甲竜も乗る。
私は碧羽城も気に入っている風蘭であり、以前から愛培している品種で、評価できる品種です。
今日の紹介は以前のブログの記録を中心にした解説であり、次回の解説で詳しくできたらと思っています。楽しみにして下さいませ。
最後まで御覧になって頂き有り難うございます。
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