2008年10月26日日曜日

富貴蘭「南国の舞」に花が咲きました。

                         南国の舞の花

    




南国の舞の花



20.10.26(小雨)
 今日は日曜日、朝から仕事の合間をみながら、蘭舎で富貴蘭や風蘭を植え替えしたり、観察しておりました。
 私が、以前、近畿富貴蘭会で嫁に出した仮名「南国の舞」が平成18年に日本富貴蘭会と近畿富貴蘭会で登録されました。その富貴蘭になった「南国の舞」に、花が咲いていたので、じっくりと観察しました。
 以前,先輩から「これは春及殿やないか。こんな花を「南国の舞」と名前を付けよったら笑われるぞ!」と言われたことを思い出しました。私は、心の中で「木姿は同じで、花も同じ段咲きだけれど、春及殿は緑の花で距が1花から1~3本もでるが、この南国の舞は距無の花が多く咲き、薄ピンクの花が咲くので絶対違う」と思ってずっと愛倍しておりました。
 自然と野生ラン誌(平成4年4月号)の20ページから29ページまでに「南国土佐の風蘭」を掲載させて頂いた(その22ページに初登場)その後、同誌で5回ほど南国の舞の花の写真を載せていただいきました。
 最近は全国の展示会でも花が春と秋に花が咲くこと(四季咲き)もあってか、どこの会場でも見られるようになりましたので、全国の愛好者にも知れるようになりました。
 名前の由来は「産地の南国市の『南国』と乙女が恥じらいながら羽衣を巻いて『舞』う姿を見るようで(南国の乙女が舞う)、ところから私が「南国の舞」と仮名を付けて世に出したことを思い出しました。
 これからも、全国の富貴蘭・風蘭愛好家に可愛がられるよう願ってます。

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